用語集
検査基準
別称・英語表記:検査基準 / acceptance criteria
読み:けんさきじゅん
関連カテゴリ:検査・測定・品質管理
要点
- 合格/不合格を判定する基準の集合体
- 寸法・粗さ・外観・機能の各項目で定義
- 社内・図面・取引先の三者整合が前提
詳しい解説
製品が合格か不合格かを判定するための基準群。寸法公差・表面粗さ・外観・機能テスト等の項目ごとに、合格条件と判定方法が定められる。社内基準・図面指示・取引先要求の三者整合が必要。 関連用語・関連記事も参照することで、現場での運用判断がしやすくなります。
詳細は関連記事もあわせてご覧ください。
関連用語
- 外観検査目視(または拡大鏡・カメラ)で外観品質を判定する検査。傷・打痕・色むら・バリ残り・異物等を確認する。限度見本との比較で運用されることが多く、検査員の習熟度の影響を受けやすい。
- 寸法検査製品の寸法が図面公差内に収まっているかを測定機器で確認する検査。ノギス・マイクロメーター・三次元測定機(CMM)・画像測定機などを用いる。MSA(測定システム解析)で測定信頼性自体も評価される。
- 限度見本合格/不合格の境界線を示す現物サンプル。外観品質など数値化が難しい項目で、検査員の判断基準を統一する目的で運用される。経年劣化や複数製造ロット間のバラつき管理が運用上の課題。
- 検査成績書製品の検査結果を取引先に提出する公的文書。寸法・材料・表面処理・機械的性質などの実測値や試験結果が記載される。海外では mill test report(材料系)/certificate of inspection(製品系)など細分化される。
関連記事
検査工程チェックリスト|「検査基準書はあるのに判定がばらつく」を防ぐ確認項目
検査基準・測定方法・頻度・記録・是正対応がつながっているかを確認し、見落とし・判定ばらつき・記録不備を減らすためのチェックリスト。検査工程設計時、量産前レビュー、不良流出後の原因整理、外注先の検査体制確認で、設計・加工・検査・外注の4区分のどこに論点があるかを切り分けられます。
検査の見落としが起きる理由|人的要因・検査方式・基準・運用を切り分ける
検査の見落としは、人的要因・検査方式の限界・基準の曖昧さ・運用の不備の4軸で原因が複合的に絡みます。原因を切り分けて優先順位をつけるための判断軸を、品質管理担当者・生産技術担当者向けに整理します。